この記事でわかること
- エアコン工事 独立に向いている人
- エアコン工事 独立に向いていない人
- 多能工の人は優遇されるのか?
- クレームが多い人の特徴
- 職人のイメージ
・・・独立 正直、うまくやっていけるのか不安しかない・・・
わかります!
僕もやり始めの頃は、そう思ってました!
経験者から聞いた方が圧倒的に成長が早いし、遠回りしなくてすむ!
僕がわかりやすくお伝えしていきます!!
1. エアコン工事 独立に向いている人
- 素直な人
- 心配性な人
- 報連相ができる人
- 体力は必要か?
1-1. 素直な人
”素直な人”=”人の話が聞ける人”だと思います。
どんな仕事でも当てはまりますが、教えてもらう立場で自分の感情をぶつけてくる人は、お客様と接するような仕事は向いていないでしょう。
やり始めは誰しも素人なのだから、教えてもらっているときは素直に言うことを聞いて覚えていく姿勢が大事です。
教える側もせっかく自分が努力して覚えてきた技術を簡単に教えるわけですので、まずは教えたことだけ確実に覚えていってほしいと思っています。
「ここはこうやってやるんだよ」と教えても「こうやった方が良くないですか?」などと言う人は論外です!
特に年齢を重ねると、変なプライドや経験してきた仕事のやり方から、なかなか切り替えられないのはわかりますがまずは、師匠や先輩に教わったやり方で何年かやってみて、そこから自己流の効率化を求めていけばいいでしょう。
謙虚な気持ちが重要です。
1-2. 心配性な人
心配性な人は、何をするにしても確認をすると思います。
エアコン工事も慣れてくると作業的になってしまうものです。
車の運転でもそうですが、慣れてからが事故が多い。
やはり、初心を忘れず、工事の工程のたびに、しっかりと確認をする人かどうかで大きな事故・クレームを極力減らせられるようになります。
しかも、心配性な人は前もって行動できる人が多いと思います。
すなわち、これから起こりうることに事前に準備・想定ができるので、失敗が少なくなります。
1-3. 報連相ができる人
「報連相」ほうれんそう
「報告」「連絡」「相談」ですね。
ビジネスでは当たり前のことです。
ただ、この当たり前が
「できない」=「やらない」人が非常に多い!
一見、エアコン工事も一人で行うことが多いため、自分一人で仕事をしているような気になりがちです。
「俺が工事しに来てやっとんだぞ!」じゃないんです!
お客様があっての、工事=仕事だということを忘れては絶対ダメです!
しかも、仕事というのはチームで行うことが多いため、関係者も複数人になることが多いです。
それぞれの関係者が計画どおりに仕事を進める前提で成り立ちます。
何かのトラブルがあったり、計画どおり進まないことがわかった時点で報連相を行わないと、対策を打つことができません。
速やかに対策を打てば、事故やクレームなどトラブルの発生や採算性の悪化などの対応を行え、マイナスの結果を避けられる可能性が高まります。
また、もしミスをした場合でも隠さず、報告、相談、その後の対応が速やかにできるかが非常に重要です。
人間は誰だってミスします!
間違えてしまったときに隠したり、ウソの報告をするような人はいずれバレます。
信用は一瞬で消え去ります! マジで!!
1-4. エアコン工事に体力は必要か?
重いものを持つイメージが多いエアコン工事ですが、本当に体力が必要なのでしょうか?
答えを言うと、残念ながら必要です!
現在のルームエアコンの重量は
室内機 9㎏~20kg以上
室外機 20kg~55kg以上
だいたいこのあたりです。
正直、1人で50kg以上ある室外機を運搬するのは、本当にキツイです。
特に冬は腰が痛い…
ただ、夏になるとスイッチが入り、痛くなくなるんだなこれが!
数10m運搬するくらいならまだしも、入り組んだ場所や階段・屋根・壁など設置場所は様々です。
ただ、エアコンの室外機は重心バランスがわかってくると意外と運搬できます。
体力も大事だが、一番は体が丈夫なことですね(笑)
腰・肩・関節・筋肉といたるところに支障をきたします。
体力は自ずとついていきますが、身体の頑丈さは個人差もあるので、日ごろのストレッチ・筋トレをおすすめします!
エアコン工事で独立するには
エアコン工事 独立の仕方を参考にしてね!
2. エアコン工事 独立に向いていない人
では、逆にエアコン工事で独立に向いていない人はどんな人でしょうか?!
簡単ですね。
向いている人とは逆の人です!
はい、終了~
て、まてぇ~い!!!
ちょっと簡単にまとめ過ぎましたね(笑)
ただ、本当に逆の人です。
しっかり報連相ができて、請け負った工事をきちんと完璧にこなしていける方。
また、もし何らかのミスを犯してしまった場合でも、ちゃんと正直に報告・謝罪ができる方です。
普通のことを普通にできる人が、最強です!
何事も責任転嫁するような人は、どんな仕事・組織とはうまくやっていけないでしょう。
責められることに対して恐怖心を抱いている人は、責任を負いたくない気持ちを強く持っているので、人のせいや物のせいにして逃げてしまいます。
そして、ヒマな時間を有効に使えない人も独立には向いていないのではないでしょうか…
独立したら、仕事をとってこなくてはいけません。
仕事がなく、ヒマだからと家でゴロゴロテレビを見ているようでは、何も生まれません。
閑散期だから、仕事がないよぉ~(T_T)じゃなくて、何かしら仕事を取ってこればいいだけです!
特にずっと会社員で単調な仕事をしてきた人ほど、本気で気持ちを切り替えていかないと厳しいと思います。
自分の行動、発言、仕事に責任・覚悟・プライドをもって臨む気持ちが重要です!
3. 多能工の人は優遇されるのか?
多能工とは、幅広い知識やスキルを持ち、1人で複数の業務や工程を行える人材のことです。
もちろん、色んな工事ができれば、取引先からの信頼は絶大なものになります!
「エアコン工事しかできません」という人より
「エアコン工事OK・電気工事OK・水道設備OK・ガス設備OK」といった人の方が優遇されますし、仕事が回ってきます。
ただ、誰でも最初からできるわけがないので、時間を有効に使って、エアコン工事が落ち着く閑散期などに
他のベテラン業者について勉強したり
電気工事会社や水道・ガス設備会社へ勉強しに行くことをおすすめします!
そして、エアコン工事以外の工事種目を増やし、年間の売上を伸ばしていくことがベストです!
逆に、水道設備工事やガス設備工事ができる人は、エアコン工事を覚えて、夏の繁忙期だけガンガン稼いで
閑散期は本業の設備工事をやるのもいいと思います!
僕のおすすめは、家電量販店の協力業者となり、エアコン工事や
様々な家電製品の設置工事を覚えていくのが良いと思います!
水道・ガス設備工事ができる業者さんも量販店おすすめですよ!
4. クレームが多い人の特徴
そもそもなぜ、クレームがおこるのか?
クレームは、お客様の期待値に対して、商品やサービスが下回った場合に発生します。
期待しているからこそクレーム(意見)を伝えてくれるのです。
また、実際にクレームを伝えてくれる方は不満を持った人の4〜5%と言われ
残りの約95%の人は、不満があっても黙って離れていくだけだということです。
残りの大半を占めるクレーマーは、逆に口コミやSNSへの書き込みで不満を拡散しやすいので、こちらの方が厄介です。
クレームはお客様の声、期待値のあらわれと捉え、まずはきちんと相手の話を聞きましょう。
何を期待されているのか、何を言いたいのか、真摯に聞くことが大切です。
エアコン工事でクレームの多い人の特徴3選
- 工事が雑
- 接客が適当
- お客様の声を聞かない
4-1. 工事が雑
工事が雑な人は論外です。
やり始めて日が浅く、技術的に成長途中の人ならまだしも、何十年もやっていて雑なのは、明らかに手を抜いているだけです。
当然、夏の繁忙期などは、何件もお客様のお宅へ工事に伺うので、エアコン工事一軒あたりにかけられる時間が限られます。
儲けたい一心で、とにかく急いで工事を終わらせて、どんどん仕事を回していくようなやり方だと、必然的に工事が雑になりがちです。
見えないところは、手を抜き、時間短縮を図るようになります。
クレームのたびに手直しに行ったりと、売上にならない時間が増えるばかり…
自分ができるキャパをコントロールして、仕事全体をみれるようになるといいと思います。
一時の売上よりも、お客様一人一人の信頼の方が長い目で考えると圧倒的に売上に直結します!
4-2. 接客が適当
接客とは、お客様をおもてなしすること。
身だしなみや言葉遣い、立ち居振る舞いなど、基本的な部分はマニュアル化することができますが、お客様一人ひとり、好みや感じ方も違うので、お客様にあった接客を体得するしかありません。
かなり人間力が問われるところです!
「第一印象が大事」とよく言われますが、客様宅を訪問した際、不愛想に挨拶していたら、正直「なんじゃこいつ」ってなりますよね
ウソでも笑顔で、声もワントーン上げるくらいが丁度いいです!
愛想も良く、テキパキ仕事をこなしていれば好印象です。
何万人ものお客様と接していると、第一印象でだいたい性格がわかってきます(笑)
4-3. お客様の声を聞かない
エアコン工事に慣れてきて、何年もやっている業者さんに多いですが、お客様の話、要望を聞こうとしない。
長年の経験で、ここに室外機を設置した方が効率が良いなど、お客様の要望に耳を傾けることなく勝手に
自分の都合で工事を遂行してしまいがちです。
お客様がどうしたいかが最優先です!
しかし、お客様はプロではないので、誤った選択をすることもあります。
そこはしっかりとした説明をしてあげて、納得のいく仕事をすべきです。
5. 職人のイメージ
”職人”と聞くと、昭和の頑固な職人のイメージを持たれがちですが、そんな時代はとっくに終わっています。
今の時代、お客様(素人)の立場が強くなり、何をするにしても正直やりにくい時代です…
だからこそ、ひとつひとつのことをしっかりとやってお客様に満足してもらえるような工事・仕事をしなくてはいけません。
適当な工事・接客をしていると、すぐに「口コミ・SNS」などで発信されてしまい、信用を失うリスクがあがっています。
逆を言えば、しっかりと仕事をしていれば、「口コミ・SNS」などで顧客が増えていきます!!
誠実に仕事に向き合っていれば、必ず見ていてくれる人がいます!
頑張りましょう!!