この記事でわかること
- 職業・年齢別の平均年収
- エアコン工事はどのくらい稼げる?
ここでは、職業別の年収データを参考に、エアコン工事で独立した場合、どの程度稼いでいけるかを見ていきましょう!
1. 年収 平均値と中央値
平均値と中央値
よく、平均年収は「○○万円」と聞いて
一喜一憂している人を見かけますが、平均値と中央値について解説します。
平均値とは
すべての年収データを「足して個数で割った値」
例えば、6人の中に1人だけ極端に年収が高い人がいた場合は、平均値ではその人の年収も含むことになるので、中央値で見た場合よりも高くなります。
中央値とは
データを大きさ順に並べたときにちょうど「真ん中にある値」
例えば、6人分の年収データがあれば、真ん中に位置する値が中央値になります。つまりデータの「位置関係」を軸にした値なので、6人の中に極端に年収が高い人がいたとしても、年収中央値自体は影響を受けません。
この図からもわかる通り、平均値よりも中央値の方が年収は下がっています。
ほとんどの人が年収 400万円未満であることがわかります。
そして、この400万から税金などが引かれ、手取り年収は約320万ほど、月平均26万円程度しかありません。
現実は手取り26万円も、もらっていない人が多くいると思います。
年収を比べるときは、中央値を基準に検討した方が良いでしょう!
中央値より上だからといって、安心していてはいけませんが、あくまでも参考値としてとらえ、更に売り上げを伸ばすことを考えていきましょう!
上位、数%の600万円以上を目指して頑張りましょう!
1.1 年齢別の年収比較
年齢別では、20代前半から後半にかけて年収が上昇傾向にあり、30歳頃を境に異なる動きが(転職など)見られるようになります。
40代になると500万円でほぼ横ばいになるものの、年齢とともに(役職など)年収が上昇していく傾向。
ピークは60歳頃で、それ以降は再雇用や再就職をする人が多いこともあり、年収は下がる傾向です。
一方、エアコン屋の場合はどうでしょうか?
健康で体力も有り余る、20代~45歳頃までをピークにどんどん加速度的に上昇していく傾向です!
独立したての頃は、できる工事も少ないので売り上げが伸びにくいとはいえ、一般的な年収と比較すると倍ほどの年収になります。
やはり、身体が資本となる仕事の為、個人差もありますが50歳を超えてくると一気に収入が下がってしまうので、若いうちにしっかりと稼ぎ、貯蓄・投資に回すことを考えましょう!
※60歳過ぎてもバリバリの人も大勢います(個人差)
一般的なサラリーマンと比べると、若い年齢から高額な収入になり、複利効果が期待される投資などがしやすいので、なるべく早く投資を始めるべきです。
このように若いころから、しっかりとした知識・行動をとることで、収入が下がっていく、50歳を過ぎてからの資産形成が構築され、資産が大きく膨らみます。
50歳を超えるころには、複数のストック収入がある暮らしを実現させ、悠々自適な60代の生活を実現させましょう!
私も、40代になってしまいましたが、すでに複数のストック収入があり、趣味の時間や家族との時間を満喫して、悠々自適な生活に片足を突っ込んでいる状態です(笑)
1.2 職業別の年収比較
職業別の平均年収になります。
一般的なサラリーマンと比較すると、ここで取り上げた職種は特殊な部類ではあります。
この職種に就くには相当の勉強量や費用の捻出もあり、簡単になれるような仕事ではありません。
高年収の特徴
● 専門的知識・資格・スキルが必要
● 業務量・拘束時間が長い
● 責任が重い
● 転勤・海外赴任などがある
● 営業利益率が高い
※その金額を払ってでもやってくれる人がいない職業、変わりがいない仕事
しかし、エアコン屋はどうでしょう?
エアコン屋の特徴
● 独立まで数ヶ月~ 可能
● 開業資金が低め
● 資格取得も容易
● 独立後の収入は高額
● 時間的拘束が無い
※かなり費用対効果の高い職業
エアコン工事会社などで、サラリーマンとして仕事をしている方も多くいますが、それでは稼げません。
稼いでいくには、独立しかありません。
エアコン工事会社などで会社員として頑張っている方は独立を強くおすすめします!
弊社の協力業者募集からお問い合わせください!!
エアコン屋で独立すれば、20代でも年収1000万の壁は比較的容易です。
ただし、誰でもやっていけるかとなると……ですね。
極端に不器用でなければ、工事だけ考えればやっていけるでしょうが、現場での判断能力やお客様との接客・コミュニケーション能力など様々なスキルを必要とします。
簡単に「独立して儲かるから」と、異業種の方が参入されるようになってきましたが、安易に考えず、誠心誠意仕事と向き合っていく覚悟が必要です!
中途半端な人はそれなりのポジションまでしか来れませんし、稼げていない印象です。
2. エアコン工事はどれだけ稼げる?
「年収比較」「30代年収」・・・など、よく検索すると思いますが
年収1,000万円とは…
実際いくら儲かってんの?
みんなが気になるとこですし、額面を大きくみせて、いかにも儲かっているかのようにみせていますよね(笑)
前職など様々ですし、器用差などの個人差もありますが、エアコン工事で基本的な工事が一通りできるようになり、独立していった場合、2.3年目くらいから売上ベースで、1,000万円くらいは可能な数値になります。
では、この1,000万円から、いくら手元に残るのでしょうか?
年齢別年収の図で示した、折れ線グラフのピンク色の数値は、エアコン工事屋の平均年収になり、各所いろいろなデータを調べ平均年収を出しています。
少し税金について話しておきます。
ここでは、ざっくりと話しますが、たくさん税金がかかりますよね…
税金は所得に対して課税されます。これを「課税所得」といいます。
サラリーマンですと給与に給与所得控除が引かれた額が所得となり、年収1,000万円の人では、社会保険料・所得税・住民税などを引かれ手取りで約730万円程です。
サラリーマンで年収1,000万円以上の人は、全体の数%しかいないのであまり気にしなくても…いいです。
サラリーマンだと給与に対して経費があまり使えないので課税所得が上がります。
高年収の方が税金が高くなる累進課税なので、手取り率は減ります…
エアコン屋などの自営業者は売上から経費を引いた額から控除されるので、税金は低く抑えられます。
個人・法人で違いますが、うまく節税対策をしていくかがポイントとなります!
2.1 エアコン屋 年収の実態
さて、エアコン屋の年収ですが
売上1,000万円に対し
エアコン屋の経費
● 材料費20%以下
● 車両費5%~10%(燃料・オイル・車検・高速などのランニングコスト)
材料費高騰にともない、以前よりは上がったものの、高くみて約20%程度
車両に掛かるランニングコストは高速を頻繁に使うかで変わってくるので高くみて約10%程度
仕事として主に掛かる経費は約30%~高くみて、35%程度
この数値はかなり利益率の高い仕事です!
1,000万-35%=650万
ここから、その他の諸経費や保険などを控除した額に税金がかかってきます。
税金対策を駆使していかに手残りを増やせるかが勝負(笑)
650万に各種保険料などを控除すると約520万
520万÷12ヶ月=約43万円
20代前半からこの金額はなかなかだと思いますよ!
いろんな工事を覚えて、もっと売り上げが増えれば手取り年収1,000万も可能です!
ちなみにですが弊社は法人なので、個人(自分)に役員報酬額を決めて給料を支払います。
法人の売上は ヒ・ミ・ツ ですが、個人への役員報酬は年間600万円
そこから所得税や保険料を控除され手取りで月約40万円となります。
私、個人の手取り年収は、40×12=480万円となるわけですね。
ここから、生活費や投資に回して、資産運用をしています!
あとは法人にプールされるので、法人を辞めるときに退職金として受け取れます。
いかがでしょうか?
年収1,000万と聞いて儲かっているかのように聞こえますが、実際はぼちぼちです。
ただ、ほとんどの方が、手取り年収300万程か、それも満たない日本では頑張っている方ではないでしょうか。
年収が高いから、なんやねんと言われればそれまでですが、お金があればいろんな選択肢が増えます。
多くの方が抱える「不自由・不便・不平・不満・不快・不安・不足…」
多くの「不」が解消されることでしょう!
ビジネスの基本はお客様の「不」を解消してあげることです!
多くの「不」を解消できる、素晴らしい仕事 「エアコン工事」
最高の仕事です!
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